第1回 FP(ファイナンシャルプランナー)技能士 3級

第1回:FP技能士ファイナンシャルプランナー)3級

記念すべき第1回は、僕が最初に取った資格「FP3級」です。この資格は、生命保険、預金、証券、株式、投資信託、税金、不動産、相続・贈与等が出題範囲が幅広く、様々な業界の金融マンが最初に目指す資格となっています。また、どれも実生活になじみ深い分野ですから、金融マンのみならず、全社会人にお勧めしたい資格ナンバーワンです!!(笑)

僕もこの勉強をするまで、年金や保険に関しての知識が一切なかったので、社会に出る前に知っといて良かったな!と思っています。それではFPについて詳しく見ていきましょう。

 

1、FPとは

金財と日本FP協会が開催しており、ファイナンシャルプランナーの養成を目的とした資格です。証券外務員や宅建士のように、有していないと営業活動に制限がかかるというものではありませんが、FPは優れたプランナーの証となります。信用が第一の仕事ですから、ぜひ備えておきたいところ!

上記のように2団体が共催していますが、どちらを受けても問題ありません。団体受験は金財、個人はFP協会というのが一般的なのでしょうか?僕はFP協会から申し込みました。6月、9月、1月と年3回開催されていますが、英検や日商簿記と異なり、飛び級ができないというのが特徴です。3級からコツコツ進めていくしかないようですね。

 

2、問題構成

学科(120分)と実技(90分)に分かれており、それぞれに合格点(6割)が設定されています。片方のみ不合格だった場合、次回以降に落ちた方のみ再受験するようです。また、金財とFP協会では実技の問題が異なります。難易度に差はありませんが、テキストには両範囲ともに掲載されているので、勉強する方を間違えないようにしましょう。また、両団体で合格率に大きな開きがありますが、それは問題の難易度ではなく、受験者のモチベーションの差という噂があります(笑)会社から強制的に申し込まれる方が多い金財の方がモチベーションが低く、合格率が低いのだとか(笑)

 

3、勉強方法

70%近い合格率を誇るFP3級、勉強時間は2週間程度でいいとされています。特に社会人の方は、年金や保険など既知の分野が多いと思われますので、あまり時間はかからないでしょう。「ライフプランニング」、「リスク管理(保険)」、「金融資産運用」、「タックスプランニング」、「不動産」、「相続」の6分野が各50頁ずつ程度あるので、一日1時間1分野を2周程度すれば、かなり定着すると思います。

おすすめの教材は、TAC出版の「スッキリわかる FP技能士3級」です。やっぱり金融資格といえばTACですね(TACの回し者ではないです!)。机の上TACまみれです最近。テキストと問題集両方買っちゃいましょう!簡潔な文章、色使い、イラスト、非常にわかりやすいです。また、個人的には書き込みやすい紙質も推しポイントです。ボールペンのなじみやすさやマーカーが裏写りしない点はとても有り難いですね。資格教材における人気ランキングも高いので、おそらくどの書店にもならんでいるでしょう。

そしてあとは過去問!これはFPの公式サイトに7回分上がっているので買う必要はあまりないと思います。ただ、近年若干法改正されている点もあるので要注意です。また、解説がないので、それが気になる方は買った方がいいかもしれません。

 

4、結果発表!!

9月に受けた結果、、

無事合格しました!初めての資格勉強と言うこともあって一ヶ月近くやりこみました(笑)結果は学科54/60、実技18/20とかなりのオーバーキルでしたね(笑)2択、3択を6割当てればいいので、そこまでやる必要はなかったかな、と感じました。ですが、3級をしっかりやることは2級の土台となります!みなさん徹底的にやって圧倒的に受かってやりましょう!

 

www.jafp.or.jp